いつも私だけが、相手に尽くしている気がする…。
それは、あまり恋愛が上手くいってないかもしれないにゃ。
恋愛は特別なものではない?
「いつも、私だけが彼氏に尽くしている気がする…。」
↑↑↑こんな悩みを抱えている女性は多いのではないでしょうか。
しかし、この状況はあまりよろしくありません。
なぜなら、恋愛は一人では成り立ちません。
つまり、基本的な人間関係の理論が恋愛においても当てはまるんです。
恋愛はギブアンドテイク?
そして基本的な人間関係とは、
相手と自分が何かしらのバランスを保てている状況だと考えられます。
例えば、デートの打ち合わせ。
カップルにとって、デートはすごく楽しいイベントですよね?
しかし、それを彼女だけがいつも考えさせられ、
彼氏は何も考えない…となると彼女の負担が大きくなってしまいます。
2人で行うデートであれば、一緒に考えた方が負担は少なくて済みますよね?
つまり恋愛は、
『ギブアンドテイクの関係』が重要だということが分かってもらえるとおもいます。
また専門用語で、この『ギブアンドテイクの関係』のことを『公平理論』と言います。
公平理論とは人とのやり取りは、全てプラスとマイナスで表されているという理論を指します。
つまり、どちらかが負担を抱えている(マイナス)状況ではなく、
どちらも負担を共有している(プラス)(プラス)の状況にしていく必要があります。
お互いを大切に思う気持ち…
ではカップルにおいては、どのような状況だと負担を感じやすいのでしょうか。
それは、お互いの「愛情度がつり合っていない…」ときです。
例えば、彼女が彼氏に対して積極的に愛情を示していたとします。
もしくは逆に、彼氏が彼女に対して積極的に愛情を示していたとします。
しかしこの両者とも、一方通行のやり取りになってしまい、
それぞれが負担を感じやすくなってしまうのです…。
またある研究データによると、男女の関係において、
「依存度が高ければ高いほど、お互いの愛情度が高い」と言うことがわかっています。
つまりどちらか一方だけでなく、お互いになくてはならない存在になれるように、
工夫していくことが長続きするカップルになるためには必要なことです。
ちょっと得した人間関係を作るべき…!
ついでに、お互いになくてはならない存在になるためには、
「ちょっと、(私)得しているなぁ♪」と思える機会が多いと良いことがわかっています。
心理学者井上らは、
恋人同士を対象に『自分は相手に比べて、どれだけ得をしているのか?』と質問をしました。
さらに、その恋愛の満足度、相手との結婚願望があるのか?
などアンケート調査を実施しました。
その結果、お互いに損得のバランスが取れていることが、
恋愛の満足度を高めるのに必要な条件だと分かったのです。
さらに結婚対象者と思われるためには、
『(自分の方が)ちょっと得している?』と思わせるのが重要だという結果も出ました。
つまり、お互いの人間関係の満足度を高めるためには、
相手に尽くしすぎるのは逆効果であり…、
自分の損を減らし、相手の得を大きくしすぎない働きかけ、が重要になのかもしれません。
さいごに
恋愛は常に、お互いが平等な立場でなければ長続きしません…。
どちらか一方だけが、負担を抱いてしまっていては長続きするのは難しいです。
したがって、自分だけに負担がかかっていると思ってしまうのは良くありません…。
お互いがお互いを支えあい、
一緒に負担を分け合えるようなカップルを目指してくださいね!
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