何事にも、やる気が出ない…。
どうしたらいいのでしょうか…。
人のやる気の源は、2つしかないにゃ!
やる気の源は?
そもそも、私たちが何かをやる気になったときには、どのような特徴があるのでしょうか。
例えば、誰からご褒美がもらえるから頑張るといった場合、もしくは、
自分で進んで何かをやってみよう!と自発的に動く場合の2通りではないでしょうか。
また心理学では、
前者のことを「外発的動機づけ」、後者のことを「内発的動機付け」と呼んでいます。
※『動機付け=やる気』だと思ってもらって大丈夫です!
外発的動機づけとは?
外発的動機づけは、一時的にはやる気を高めることが出来ると考えられています。
しかし、長続きはしない…という特徴があります。
例えば、子どもの勉強意欲をあげるために、親がご褒美をあげたとします。
これが、いわゆる外発的動機づけです。
つまり、子どもはご褒美をもらうために、一生懸命勉強を頑張るということになります。
しかし、この場合、ご褒美をもらった後は勉強をする気がなくなってしまいます…。
なぜなら、ご褒美のために勉強していたので、
子どもとしては目標を達成したと考えるからです。
つまり外発的動機づけは、
短期的にはとても効率ですが、長期的には向いていないやる気の出し方になります…。
内発的動機付けとは?
外発的動機づけに対して、内発的動機付けというものがあります。
また内発的動機付けの特徴として、やる気が長続きしやすいということが挙げられます。
例えば、
・あなたが自分のやっている仕事に、やりがいを感じられる。
・会社やその仲間がものすごく好きで、みんなと一緒に頑張りたいと思う。
・職場の上司がすごく憧れの存在で、あの人を目指して頑張りたい!
↑↑↑こんな場合が、内発的動機づけに該当します。
つまり、自発的に何かに取り組む時ほど、やる気は高まり、
その目的を達成するために自然と頑張るようになるので長期的に取り組むことができます。
新しい環境だとやる気が上がる?
人は新しい環境に身を置くと自然とやる気が高まり、
現状に対する満足度が一時的に高まるということがわかっています。
これを心理学では『ハネムーン効果』と呼びます。
ハネムーン効果とは新しい環境に身を置くことで、モチベーションが高まることを指します。
例えば、新婚ホヤホヤの夫婦だと結婚した直後はとても幸せそうですよね。
しかし時間を重ねるにつれて、段々と夫婦の仲は悪くなっていきますよね…。
これは、夫婦になったという瞬間が真新しいものだったため、
一時的にその生活の満足度が高まり、以降は段々と下がっていくと考えられます。
やる気を上げるなら、新しい環境に!
もしあなたが、「何事にもやる気が出ない…。」と考えているのであれば、
一度、新しい環境に身を置いてみるのがオススメです。
例えば、近所のスポーツジムに通ってみたり、クラブ活動に参加してみるなどです。
そうすることで、
学校や仕事でのストレス発散にもつながりますし、
ハネムーン効果により、モチベーションを高めることができます。
また、モチベーションが高まった状態をキープして、
何かに挑戦することができれば、また新しい価値観が芽生えるかもしれません!
さいごに
やる気が出ない…というお話はよくありますよね。
そんな時には、自分のやる気の源はどこから来るのか?
また、どうすれば、そのやる気が長続きするのかを考えてみるのがオススメです♪
ぜひ、実践してみてくださいね!
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