
電車の中がガラガラな時でも、隅っこに座っている人がいる。
席はたくさん空いているのに、なんでだろう…?
それは、パーソナルスペースが原因だにゃ。

心地よい距離感がある…?
人には、「パーソナルスペース」と呼ばれる範囲があります。
*またコミュニケーションをとる際には、相手との物理的な距離を指すことがあります。
つまり、人との距離がどれほどのものだと、
不快感を抱くことなく、いられるのか?という範囲だとも考えられます。
またこのパーソナルスペースにより、大きく2つの性格が導けます。
まず、パーソナルスペースが広い人ほど、外向的な性格な人だと考えられています。
また一方で、パーソナルスペースが狭い人ほど、内向的な性格な人だと考えられています。
男女間で範囲が違う!?
またパーソナルスペースは、男女によっても差があります。
特に、女性よりも男性の方が比較的パーソナルスペースが広いと考えられています。
さらに、相手に対する好意や相手との親密度によっても大きく変わると考えられています。
例えば恋人のような親しい間柄であれば、
パーソナルスペースは約45センチだと言われています。
つまり、物差し1本分くらいの距離感であっても不快感は覚えないということです。
また、家族や友人といった関係であれば、約45センチ〜約120センチと言われています。
距離が近いと親しくなれる!?
またパーソナルスペースを利用して、相手と親しくなる方法があります。
ある研究によると、
相手のパーソナルスペースにうまく入ることができれば、
相手との心理的な距離を段々と近けることが出来るとわかっています。
まず、そのためにはパーソナルスペースの特徴を押さえておきましょう。
一般的に、パーソナルスペースは、
“前に広く、左右と後ろに狭い”
↑↑↑こんな特徴があります。
そのため相手と親しくなりたければ、
・正面から話しかけるよりも、横から話しかけてみる
・食事の席では、並んで席に座る
・一つのものを一緒に見る
といった行動を心がけ、相手のパーソナルスペースに入る機会を作っていきましょう。
混雑した電車の中は、読書がはかどる!?
満員電車はパーソナルスペースを確保するのが非常に厳しいです。
しかし、そんな中だからこそ集中できるものもあります。
それが『読書』です。
電車の中で、読書をすることで本だけに集中できます。
むしろ、それ以外の人との距離感を意識したくない…という心理が働き、
本だけに集中せざるをえなくなります。
そうすることで、周囲の人との距離感で不快感を抱かず、
さらに、読書をすることで新しい知見を持つことができるので、一石二鳥です!
さいごに
私たちには、一人ひとりパーソナルスペースがあります。
そして、パーソナルスペースの範囲は一人一人異なります。
またパーソナルスペースは、
他者との関係性によっても大きく変わるということも知っておいてくださいね!
恋人同士なのに、やけに離れた距離感で接していると物足りなさを感じますよ♪