
私の友人、いつも自慢ばかりしてくるんですけど…。
なんか、一緒にいて疲れます…。
もしかしたら、自分でも自慢話を止められないでいるのかもにゃ…。

ずっと、自分の自慢話をしている人がいる…。
あなたの周りには、いつも自慢話をしている人はいませんか?
しかも、そんなに大した実績があるわけでもないのに、
「自分は優れている!」と思い込んでいる人がいます。
もちろん、これ自体は決して悪いことではありません。
ただ問題なのが、自分は優れていると思い込んでしまい、
周囲からちやほやされることを期待しすぎて、自慢話をしすぎてしまうことです。
そうすると、周囲の人としては疲れてしまいますよね…。
自慢話を聞いていると疲れる…。
他人の自慢話、実績、経歴などを淡々と話されると聞く側としては疲弊します。
特に男性に対しては、
このような振る舞いが多すぎると「競争心」がきっかけで反感を買ってしまうことだってあります。
なので、本来なら無難に抑えるのが良いと考えられていますが、
ナルシスト傾向が強い人は、そのコントロールがうまくいきません…。
ルックスや仕事、対人関係などについて根拠のない自信を持っている人を指します。
なぜコントロールがうまくいかないの!?
ナルシスト傾向の強い人には、大きな「劣等感」があると考えられています。
つまり、ありのままの自分に自信が持てない分、
自分の高い理想を掲げることで、
実際以上に「自分をよく見せたい!」という欲求が現れるのです。
結果として、
ナルシスト傾向が強い人は言葉では素晴らしいことを語りますが、何も行動に移せない人が多いのです。
「他人に認められたい」「他人にちやほやされたい」という欲求が強すぎるあまり、
ありもしないことを言いふらし、常に嘘をついてしまうんです。
周囲の人は、噓つき呼ばわりしてしまう!?
ナルシスト傾向の人は、
好きで自慢話や嘘で自分のことを大きく見せようとするわけではありません。
これは、「他人から認められたい」という思いが強すぎるための結果です。
しかし、周囲の人はそのような事情を知ることはほとんどありません。
結果として、
周囲からは「噓つきが多い人…」「自慢話の多い、つまらない人…」
などとレッテルを張られてしまうことも少なくありません。
ナルシスト傾向が強すぎると…。
またナルシスト傾向が強すぎるあまり、
社会生活・日常生活に大きな支障をきたすような場合には
「自己愛性パーソナリティー障害」の可能性が考えられます。
自己愛性パーソナリティ障害とは自分を特別視しすぎて、他人からの賞賛を求めるあまり社会生活に支障が出る障害を指します。
高齢になると自己愛性パーソナリティ障害になりやすい?
人間は歳を重ねれば肉体的・能力的な衰えがあるのは仕方のないことです。
ある研究によると高齢になればなるほど、
人間はそのような肉体的・能力的な衰えを補おうと必要以上に自分を良く見せようとする傾向があるようです。
実際、自分を必要以上によく見せるためにありもしないことを平気で言ってしまうことだってあるようです。
そのため、自己愛性パーソナリティ障害は、
高齢になればなるほど症状が悪化するのではないか?と考えられています。
さいごに
ナルシスト傾向が強い人に対しては、私たちはあまり良い印象をうけません。
むしろ、「噓つき」「自慢話の多い嫌な奴」だといわれることだって多いです。
また、高齢者の方々にはその傾向は強くなるといわれています。
ぜひ、この記事を読んでいるあなたは、
このような相手の状態を理解したうえでかかわってくださいね!