【徹底解説】同調する人の心理とは?

メンタルヘルス向上編
(お悩み)
いつも人に合わせて、行動する人がいるよね。
自分というものが、ないのかなぁ〜?
(返答)
それは、同調圧力のせいかもしれないにゃ
スポンサーリンク

労力の節約!?

基本的に、私達は物事を考えるのが好きではありません。

そのため、大多数の人が賛同していることなら、自分にも当てはまるだろう!と考えます。

つまり、自分の労力を節約したい…という考えから『同調』している場合があります。

同調とは周囲の意見に賛同し、同じ行動をとることを指します。

周りの人が良いといえば、きっと良いだろう!

周りの人が悪いといえば、きっと悪いだろう!

↑↑↑こんな感じです。

このように、私たちの思考は周りの意見や行動に合わせ、楽しようとする傾向にあります。

自己防衛としての「同調」とは?

人によっては、目立つのが嫌いです。

特に、日本人は目立っている人を必死に叩こうとします

そのため、周囲の人に無難に合わせることで目立たないようにすることがあります。

例えば、数人でレストランに行った時に、

周りの人が全員、Aメニューだとしたらあなたならどうしますか?

もしかしたら、あなたもAメニューにするのではないでしょうか。

これも『同調』によるものです。

つまり、みんなと同じメニューにすることで、自分を目立たせないようにしているんです。

同調しやすい人の特徴とは?

周りの人の意見や行動に左右される、

いわゆる『同調』を起こしやすい人というのも決まっています。

特に、自分の判断に自信が持てない時は、信頼する人の意見に同調しがちです

これは、集団の中で目立たないようにするための自己防衛です。

また、みんなと同じ意見にすることで、

(周りの人から)好かれたい…

(自分の意見が)正しいと評価されたい…

↑↑↑このような欲求があります。

同調したい人の心理とは?

➤安心感を得たい…という心理

同調したい人の心理には、「安心感を得たい…」という思いがあります。

では、小学生を例に考えてみましょう。

ある小学生が、

周りの友達が持っているゲームを自分も欲しい!と親に頼み込んだとします。

この時、小学生の目的はなんでしょうか。

これは、そのゲームを手に入れることで、

周囲の人と同じでいられると安心感を得たいからです。

つまり、みんなが持っているアイテムを自分も持つことで、

目立たず、みんなで一緒に、ゲームに参加できるため仲間はずれされなくて済みます。

スポンサーリンク

➤自分で考えなくて良い!という心理

また、同調したい人ほど、

自分で考えたくない…(思考停止)」という状態にあると考えられています。

じつは、自分で考えて、物事を決めるのは非常に労力が必要なことなんです。

さらに、その考えや行動が正しいものなかのか。はたまた、間違ったものなのではないか。

など、考えだしたらキリがありません。

そのため、多くの人の意見を参考にすることで、

少しでも自分の労力を減らし、最善と思える行動をとりたいと考えるんです。

➤正しくありたい…という心理

ある問題の答えに対して、

みんながAと言えば、答えはAなのでは?と考えてしまったことはありませんか?

この時、あなたの心の中では、次の2つの心理が働いています。

自分の考えは、間違っているではないか…?(疑問)

みんなが合っているのに、間違いたくない…。(不安)

↑↑↑こんな感じです。

そして、これらの心理状態により、

内心は違う…と思っていても、周囲の意見に合わせてしまうことがあります。

自分の主張を何度も言うべき!

日本では、周りの人に合わせることを美徳化する傾向にあります

たしかに、それも重要なことです。

しかし、そればかりが正しいというわけでもありません…

極端な例ですが、友人から『犯罪をおかしてやる…』と言われたとします。

この場合、先述のように、

相手の意見に合わせていたら、友人は犯罪者になってしまうかもしれませんよね。

そのため、自分の意見や考えを相手にしっかり伝えることも重要になってきます。

そして、それを何度も言うことが重要です。

人は同じ人から、何度も言われるとそれが本当のことかのように思える心理が働きます。

そのため、ときには自分の意見や考えを何度も言う事も重要なのかもしれません!

さいごに

日本は同調圧力が根強い文化です

そのため、周囲の人と違うことをすると場合によっては叩かれます…。

しかし、自分の意見や考えを持つことは重要です。

ぜひ、この記事をご覧のあなたは、

他人に振り回されることのない人生を過ごしてくださいね!

スポンサーリンク

コメント

  1. […] 👉参考:【徹底解説】同調する人の心理とは […]

タイトルとURLをコピーしました