今日も心理学の魔法で実生活を輝かせましょう!今回のテーマは、「ペットとの心理的な絆と幸福感:飼い主の喜びと責任を探る」です。では、授業を始めていきましょう。
いっちゃんとワン丸の会話
母性本能を満たすペット!?
どうして、人はペットを飼うのでしょうか?
それは、ペットを飼うことに何かしらのメリットを感じているからだと考えられます。
そして、その中の一つに「母性本能をみたすから」という特徴が挙げられます。
特に女性の場合は、『子どもを育てたい』という本能的な欲求を、人ではなく、ペットでも満たすことができると言われています。
これを『養護欲求』と言います。
養護欲求とは『他人を守りたい・助けたい』という欲求を指します。
また「母性本能をもっているのは女性だけでしょ?」と考えられがちですが、じっさい、男性にも母性本能によく似た「父性本能」があるとも考えられています。
ペットに癒し効果はあるの!?
「ペットは、癒しの存在になってくれる…。」という理由で、ペットを飼う人はいます。
しかし、実際はどうなのでしょうか。
たしかに、ペットには癒し効果があるのではないかと考えられています。
アメリカでは、ペットに対して触ったり、話しかけたりすることで、どのような結果が得られるのか?という研究が盛んに行われています。
またある研究によると、人がペットに対して、話しかけたり、触ったりすることで、血圧や心拍数が下がったというデータを得ることが出来ました。
つまり、ペットと接することには、リラクゼーション効果があると判明したのです。
ついでに、この研究結果を利用して日本では、『アニマルセラピー』が盛んに行われつつあります。
ペットの存在は家族である
ペットはたしかに、魅力的です。
人とはちがい、何か意見を言ったり、それにより衝突し、喧嘩に発展することはありません。
そのため最近では、人よりもペットと過ごすことの方を好む人までいます。
しかしその一方で、そんなペットを可愛いすぎるあまり、ペットが他界した後は大問題です。
人によっては、ペットの死を迎えることで必要以上に喪失感を抱いくこともあります。
これを『ペットロス症候群』と呼びます。ペットロス症候群とはペットの死がショックすぎるあまり、何も出来なくなってしまう状態を指します。
そしてこのペットロス症候群は、ペットへの依存度が高い人ほど深刻な症状になるとも言われています。
ペットを飼うことは、癒しの効果をもたらすことは間違いありませんが、それに伴って負の側面があることも押さえておきましょう。
さいごに
「ペットは単なるペットではなく、もはや家族の一員です。」と話してくれる方がいます。
つまり、それほどペットの存在は大きなものだと伺えウことができます。
また、人によってはパートナー以上の存在としてペットを飼うことだってあります。
特に現代においては、社会問題が多様化し、子どもを育てるのが難しい現状にあります…。
そんな時代だからこそ、私たちにはペットの存在が必要なのかもしれませんね!
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