誰かとコミュニケーションをする時、
相手がどんな気持ちで話しているのかが知りたいです。
コミュニケーションをしているときに、
「相手の視線」に注目すると相手の心情が伺えるようになるにゃ。
「視線」から得られる情報は多い
日本では「アイコンタクト」という言葉があるぐらい、
自分と相手の目を合わせて、互いに意思疎通を図ることが重要視される文化です。
例えば、あなたが好意を寄せるような相手とのコミュニケーションであれば、
相手の目をよくみて話しを聞きますよね?
一方で、相手の話しがすごくつまらなかったら、相手と視線を合わせようとしませんよね。
さらに、相手に対して敵意を向けているのであれば睨みつけますよね?
つまり人の視線には相手が自分に対して、
どのような気持ちで話を聞いているのか?を知る判断材料になるということなんです。
先に視線をそらす人の心理とは?
ではここからは、相手の視線がどこに向いているのかを場合分けして考えてみましょう。
まずは、相手が自分よりも先に視線を逸らす場合です。
結論から言うとこの場合は、
「(自分が)相手よりも優位に立ちたい…。」という心の表れだといわれています。
心理学では、立場が下の人ほど相手の目をそらさない傾向があると言われています。
例えば、職場の先輩や上司の人と話す場合です。
このよう人物とコミュニケーションをとる際に相手と目をそらしながら話せば、
相手から怒られるか、注意されるか、というのは明白ですよね。
しかしこれは裏を返せば、
相手とコミュニケーションをしている最中に先に目をそらすのは、
「相手よりも優位に立ちたい…。」という意識の表だとも考えられます。
つまり、自分が相手よりも優位に立っていたいため、
自分よりも先に視線をそらされるとイライラしてしまうのです。
そのため、もし自分とコミュニケーションを取っている相手が、
自分よりも先に視線をそむけてきたら、
「相手は自分よりも優位に立ちたいのではないか?」と疑ってみてみましょう。
相手の視線がどこを見ているのか?
また相手の視線がどこに向いているのか?によって、
その人の心情は把握しやすいと考えられています。
心理学者ピースによると、
コミュニケーションの最中に、相手がどこに視線を向けているのか?
によって、相手の心情は伺えるといわています。
「目の位置~額の高さ」に視線がいく人の心理とは?
では、相手(もしくは、自分)がコミュニケーションをしている最中に、
視線が自然と相手の「目の位置~額の高さ」にいってしまう場合をご紹介しましょう。
このような傾向にある人は、次の2つの特徴があるといわれています
① 相手を威圧したい…。
② 相手よりも優位に立ちたい…。
という2つの思いです。
またこれらの思考傾向から、
一般的に「出世欲が強い人」ほどこのような特徴を兼ね備えていると考えられています。
「目の位置~顎の高さ」に視線がいく人の心理とは?
では次に、相手(もしくは、自分)の視線が、
「目の位置~顎の高さ」に行きやすい人の心情を考えてみましょう。
この場合は、あなたに対して「リラックスしている」という心の表れだといわれています。
つまり、よほどの信頼関係がなければそのような方向に視線が向かないということですね…。
またこの場合は、もう一つ考えられることがあります。
それは「相手の気持ちを読み取りたい」という心の表れです。
そして、このような傾向を持っているのは、男性よりも女性の方が多いと考えられています。
その背景には、相手がどのような気持ちで自分と接しているのか?
が気になるという女性の特徴があるからだといわれています。
体全体に視線がいく人の心理とは?
今までは、局所的に視線がどこに向くのかで心情を伺え方法をご紹介しました。
では最後に、自然と視線が相手の体全体に向いてしまう人の場合をご紹介します!
このような特徴を持つ人には、次の2つの特徴があるといわれています。
① (あなたのことを)よく知りたい!!
② これから先も(あなたと)仲良くしたい!
という心理の表れだと考えられています。
そのため視線が自然と体全体に向いてしまう人ほど、社交的な傾向が強いと考えられます。
さいごに
コミュニケーションをしている相手が、自分のことをどう思っているのか?って気になりますよね。
そんな時は、相手の視線がどこを向いているのかに注目してみましょう。
それだけでも、
相手が自分に対してどのような思いを抱いているのかというのはわかることもあります。
さらに、相手の視線の位置が変化したときに、
話題の転換をする必要があるのではないか?
と考える一つの判断材料にもなりますので、参考にしてください!
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