失敗したときに、人のせいにする人がいる…。
すごく、ムカつく…。
そういう人ほど、また同じ失敗をしやすいので、周囲からの信頼を失いやすいんだにゃ。
失敗の責任は、どこに行く?
あなたは失敗した時、その責任をだれに追求しますか?
人によっては、自分に責任を追及しようとしますが、
知人や友人、職場の後輩など自分以外に責任を追及する人もいます。
また専門用語で、
前者のことを「内的統制型」といい、後者のことを「外的統制型」と呼んでいます。
内的統制型の人の特徴とは?
内的統制型の人は、何か失敗したときにはその責任の矛先を自分に向けます。
また、この特徴を持っている人ほど、失敗を失敗と真摯に受け止めます。
そのため、次に同じ失敗をしないために、
どうしたらの良いかを考え、次の行動にそれを生かそうとします。
しかしその一方で、自分のことを責めすぎてしまうこともあり、
ときには、精神的疲労を訴えることがあると考えられています。
外的統制型の人の特徴は?
一方で外的統制型の人は、何か失敗があればその原因を自分以外の人に求めます。
例えば、仕事で失敗しとき
・(自分の失敗は)上司の指示が悪かったからだ!
・同僚のAさんの仕事が、遅いからだ!
・今回失敗したのは、運が悪かったからだ…。
という具合です。
この特徴を持っている人ほど、
例え自分の失敗であったとしてもそれを受け止めようとはしません。
そのため何度も同じ失敗をしてしまうこともあり、
周囲の人からは「学習能力のない奴…。」と冷たい視線で見られることがあります。
外的統制型の性格は良い事だからけ!?
しかしそんな特徴をもつ一方で、他人が失敗した時は、
・何をやっているんだ!
・どうしてこんなことも出来ない!?
・しっかり責任をとれよ
など、必要以上に相手を攻めてきます。
さらにこのタイプの人は良くない結果に対して、
責任を自分以外に押し付けるため、責任を感じにくい性格の持ち主です。
結果として、
ストレスや罪悪感を抱えなくてすみ、気分転換も早いというメリットがあります。
外的統制型の人は自分を見直そう…。
ココまでの話の通り、外的統制型の人との付き合いは少し難しいものを感じますね。
もちろん、実際にこのような人と付き合っていくのは大変です。
周囲の人は苛立ちを覚えることもありますし、
何よりもそんな人と親しい間柄になりたいとは思いませんよね…。
つまり、周囲の人から嫌われやすいということです…。
そのため、外的統制型の要素を少しでも、
持っていると感じた人は一度、自分のことを見直してみましょう。
さいごに
自分の失敗やミスの責任をどこに追求するのか。
それだけで、周りからの見方や周囲の人からの振る舞い方が大きく変化します。
もしあなたが外的統制型の持ち主だと考えるならば、見直す必要があるのかもしれません。
また自分に責任を追求しすぎるのも負担が大きくなり、
病気を招いてしまうことにも繋がります。
非常に難しい問題ではありますが、
責任のバランスを保ちつつ、自分の行動に責任を持ってみると良いのかもしれませんね。
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