自己分析をするのに、簡単にできる心理テストないですか?
それなら、20答法がおすすめだにゃ!
そもそも20答法とは?
20答法は「自己分析」などに使われる、
心理状態やその人の成熟度を知る手がかりに使えるものです。
また、この心理テストは簡単に実施できることに加えて、
診断が簡単にできることから、大学の医学部入試にも採用されているテストです。
20答法のやり方は?
20答法のやり方は、至ってシンプルです。
「私は~」から始まる文章を何も考えずに、20個作るだけです。
試験時間は5分~10分程度で行なってください。
紙とペンを使って実際に書いても良いですし、2人1組で受け答えする形式でもOKです!
また、「僕は~」「俺は~」など一人称を変えて実施しても構いません!
20答法をどうやって解釈するのか?
実際に、20答法を行えましたでしょうか。
ここからは、20答法の解答をどのように解釈すればよいのかについてご説明します。
また、一般的な人の傾向についてもご紹介しつつ触れていきます♪
一般的な人の20答法の解答とは?
20答法を行った多くの人は、
・私は、男です。
・私は、女です。
など、まず外面的な情報から文章を作る傾向にあります。
その後、自分の能力やプロフィール情報。
そして、自分の性格など内面的な情報へと移行していく傾向にあるようです。
20答法の解答のポイントとは?
20答法を行う上で、重要なのが『内面的な情報が、いつ出てくるのか』ということです。
自分の内面的な情報を知るためには、自分を見つめる力がなければできません。
また自分を見つめる力があれば、他者を見つめる力もあると考えられ、
非常に精神的に成熟した人物だと判断されます。
そのため、
『内面的な情報』がいつ出てくるのか?に注目しながら心理実験の結果を見てみましょう。
➤内面がなかなか出ない人の特徴とは?
では内面的な情報がなかなか出ない人には、どのような特徴があるのでしょうか。
その特徴は大きく分けて次の2通あると考えられています。
① 「幼い側面」が強く作用している場合。
② 自分を抑圧している場合。
前者は、たしかに幼稚園の子ども達が、
『私は常に冷静で、物事を行う上で慎重な傾向があります…。』とは言いませんもんね。
後者の場合は、自分を表面化することに何かしらの障害を感じている場合が多く、
『素直になれない人』に多いと考えられています。
➤内面に関する情報がいきなり出てくる人は?
一方で、20答法を実施して、すぐに内面に関する情報が出てくる人もいます。
この場合は、かなり精神的に成熟していることが予想できますが、
一方で…、社会とのつながりが希薄な傾向にもあると考えられています。
それは自分を分析する能力が長けているため、他人も分析する傾向にあるからです。
そのため周囲の人からは、
・(この人、)面倒くさい…。
・(この人、)やっかいだな…。
と印象を与え、自然と人間関係が希薄になる…と考えられています。
さらにそれに加え、
社会生活にあまり溶け込めていない可能性もあるとも読み取れます。
➤『私は~』の後に持ち物が来る人の特徴とは?
『私は~』の後に、自分の外見や内面はおろか、『持ち物』に関する情報がくる人がいます。
そういった場合は、自分の価値を『物』に求めているかもしれません。
また、それと同じく、
・出身大学
・仕事
・社会的地位
・能力
・自分に関するプロフィール情報
など
↑↑↑これらの情報が気がちな人ほど、自分の価値を見いだせず、
ものや実績など目に見えるものに価値を求める傾向にあるようです。
日本人に多い20答法のパターンは?
余談ですが、日本人に20答法を解かせると、
内面的な情報が出るまでに6個~8個前後ほど、かかるのが平均だと考えられています。
これは、至って普通の診断結果であり、通常の人なら誰にでも起こりうる結果です。
幼い人の話し方の特徴とは?
この20答法は、
いわば、相手の立場に立って考えられるのか?を知れる心理実験でもあります。
例えば、友人から、
『じつは、この間ハワイに行ったんだ♪』と話しかけられたら、あなたは何て答えますか?
おそらく多くの人が、
『ハワイ、楽しかった??』などといい、相手の話を掘り下げるかと思います。
しかし20答法で中々内面が出てこない幼い傾向にある人ほど、
『私は、最近行ってないな~』など、自分のことを話し始めちゃう傾向にあります。
さいごに
20答法は、本人も気づかなかった自分の性格や特徴、悩みに気づくことが出来ます。
また、「私は~」の後に文章を続けるだけなので、そんなに難しいものではありません。
そのため、どんな人でも簡単に行える心理実験です。
ぜひ、「自己分析をしてみたい!」と考えているのであれば、
一度は実践してみるのがオススメです♪
コメント