僕は今、チームのリーダーをしています。
しかし、なかなかチームメイトは話を聞いてくれません…。
どうすれば、多くの人に話を聞いてもらえるようになりますか?
話をする時に、結論をどのタイミングで話すのかが重要になるんだにゃ!
結論を先に言うと、聞いてもらえる!?
相手を説得するときは、自分の主張の結論を先に言うのがおすすめです。
このような話し方を『アンチクライマックス法』といいます。
アンチクライマックス法とは 結論を述べたうえで後からその根拠となる説明をするという話し方を指します。
まず、私たちは相手を説得しようとすると段々と話が長くなる傾向にあります…。
そのため、
長々と説明をしているうちに、聞き手側はあなたの話に飽きてしまうこともよくあるはず…。
また、『この人は結局、何が言いたいんだ…?』と思ってしまうことも、
相手の説明に飽きてしまう理由の一つだと考えられます…。
そのため、
相手を説得するときは先に結論を述べ、そこから詳しい内容を話すように心がけましょう。
女性必見!男性が飽きる話し方とは?
アンチクライマックス法という話し方の一方で、
「クライマックス法」と呼ばれる話し方もあります。
クライマックス法とは結論の根拠となる事柄を述べた上で一番最後に結論を持ってくる話し方を指します。
そしてこの話し方は、女性に多い傾向にあると考えられています。
たしかに、女性の会話の多くが、結論(オチ)を最後に持ってきますよね?
そのため、結論が出るまでの間が長いため、自然と話す時間が長くなってしまうんです…。
しかし一方で、男性はアンチクライマックス法の話し方をする傾向にあると言われています。
したがって、女性の話し方で男性と話すと、
男性は最終的に、女性の話に飽きてしまう確率が高まってしまうんです…。
良いこと、悪いことを両方伝えるべき!
人に何かを説得するときにメリットしか言わない人がいます。
例えば、電気屋の店員を例に考えてみましょう。
彼らは自分たちの商品を買ってもらうために、必死に自社の製品のメリットを言ってきます。
しかし仮に、その商品を買った後で、客が何かしらのデメリットを感じた場合は、
商品の説明をした店員に対して、悪い印象を抱いてしまうかもしれません…。
「あそこの電気屋の店員は、信頼できない…」という感じです。
つまり、相手に何かしらの説明をする時は、
メリットとデメリットの両方を合わせて、説明するのがベストです!
そして結果的には、その行動が相手から信頼を得ることになり、
あなたの主張や説得に、信ぴょう性を持たせてくれます。
また、このような伝え方を『両面提示』といいます。
両面提示とはメリットとデメリットの両方を伝える話し方を指します。
自分の主張をとにかく通したいとき
しかし、自分の主張をとにかく相手に伝えたいときは『片面提示』を使うのがおすすめです。
片面提示とはその事柄のメリットだけを伝える方法を指します。
しかしこの伝え方は、次のような人に対して有効だと考えられます。
・相手がその事柄について、ほとんど知識がないとき
・相手がその事柄についてのメリットしか知りたくないとき
↑↑こんな感じです。
しかし多くの場合が、片面提示ではなく、両面提示をするのがおススメです。
結論の出し方のコツ
相手に結論を出すときは、
あえて強く主張しないで、相手に結論を出してもらうという方法があります。
とはいえ、やはり説得効果を高めるためには、
最後に必ず『だから~すべき』とはっきり結論を主張した方が良い場合もあります。
このうち、前者のことを『暗示的説得』といいます。
もしくはデメリットを述べた上で相手自身に結論を出してもらう方法を指します。
では、どのようなときに相手に結論を出してもらうのがよいのでしょうか。
それは、相手が自分で結論を出したいとき、もしくは相手が極端に頑固な時です。
このようなタイプの場合は、
人からの結論では満足できず、自分で導いた結論でなければ行動に移せない場合もあります。
そのため、
相手が結論を出しやすいように、情報を提供することが一番良い方法ではないでしょうか。
また後者のことを『明示的説得』といいます。
メリットやデメリットを述べ『~をすべき』とハッキリ結論を主張する方法を指します。
ほとんどの人が、
この明示的説得で納得する場合が多いので、基本はこの説得方法で十分だと思います。
さいごに
相手にしっかり話を聞いてもらったり、説得してもらうのは非常に難しいです…。
なぜなら、相手にも自分の考えがあるため、素直に話を聞くことが難しいんです…。
しかし、相手に話を聞いてもらえるようにする方法は、ちゃんと存在します。
私たちは話をしている時に、つい感情に身を任せて、物事を言ってしまうことがあります。
そんな時は、今回ご紹介した内容を実践してみると良いかもしれませんね!
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