コミュニケーションをする時に、注意することはありますか?
声の大きさ、抑揚、話す速さなどがあるにゃ!
話し方のポイント3選
声の出し方や話し方によって、相手に与える印象が大きく左右されるのをご存知ですか。
特に、その場の状況に応じた効果的な話し方や聞き方を実践すれば、
相手との会話や発言の質や量が高まることが予想されます。
そこで今回は、そんな話し方のポイントについて3つご紹介します。
➤話すスピード
話すスピードにより、相手に与えるあなたの印象が大きく左右されます。
例えば早口は、聞き手にエネルギーの溢れた印象を与えることができます。
そのため、相手との会話の中で、
何か譲れないものがあるときなどは、早口で会話を心がけると良いかもしれません。
しかし、普段から早口だと、攻撃的に感じられることがあるので注意が必要です。
一方で、ゆっくり話すと、相手に安心感や説得力を感じてもらうことができます。
そのため結果的には、相手に緩慢な印象を与えることができます!
➤声の大きさ
一般的に自分に自信があるときほど、だんだんと声が大きくなってしまう傾向にあります。
一方で、自分に自信がなくなると、声が小さくなる傾向にあるとも考えられています。
そのため、
はっきり聞こえる音量で、ハキハキと発言することで自分の自信も高まることはもちろん、
相手から見た自分も、自信があるような印象を持たれるようになります。
➤声の抑揚
やはり会話は、相手との間で楽しさを共有するものでなくてはなりません。
そこで、注目したいのが『声の抑揚』です。
一般的に、声に抑揚がないと話の内容すら単調に感じられてしまう場合が多いです。
また、話している内容すらも把握しづらくなるため、
自分の主張を相手に伝えるのが難しくなってしまいます…。
そのため、普段の会話から、
声に抑揚をつけることは、コミュニケーションを成り立たせるうえで重要になってきます。
さらに、ポジティブな感情を持ちつつ、抑揚のある話し方を心掛けることで、
話の内容が単調になることを予防することができ、伝えたい事柄も伝えやすくなります。
シーン別の話し方のコツ
➤相手が話しやすくする話し方
相手と会話をする際に、相手が話しやすくするためのコツがあります。
それは話すスピードやリズム、声の大きさなどを相手に合わせるというものです。
これを『ペーシング』と呼びます。
ペーシングとは相手の話し方や状態、スピードなどのペースを合わせることを指します。
こうすることで、相手との一体感や親近感が増し、
お互いが話しやすくなる雰囲気が作られるようになります。
➤相手に反論する時の話し方
相手にプラスの言葉を返す時は、即答する方が好印象に思えます。
しかし、ネガティブな言葉を返す時は、少し間を置いて話し始める方がオススメです。
例えば、クレーム対応です。
クレーム対応をする上では、なかなか答えづらい事柄もあると思います。
またおそらく、クレーム対応者の多くが、ネガティブなものではないでしょうか。
そのような時に、時間を空けて返答することはかなりオススメです。
そのように、時間を少し空けることで、クレーム者の感情も沈静化することが望めます。
また、クレーム対応者も返答を考える時間ができるので、とても効果的です。
➤注意を引き付けたい時の話し方
話の途中で声の音量やトーンを落とすことで、相手の注意をひきつけることができます。
例えば、上手い話し手は、
重要な話の時、わざと声を小さくして、相手に話しかけることがあります。
それは、あえて声を小さくすることで、
その発言に注目させ、自分の言いたいことをピンポイントで相手に伝えることができます。
さいごに
最近では、コミュニケーションの仕方がわからない…と悩む人が多いです。
そのため、今回ご紹介した内容が参考になれば嬉しいです。
ですが、何よりも重要なことは、実際にいろいろな人と話してみることです。
ぜひ、コミュニケーションが苦手な人ほど、
たくさんコミュニケーションをするようにしてくださいね!
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